【VTuber】私の推し、嫌われてた【#おしきら】 小说

能代亜衣は未経験のシステムエンジニアとして就職したが、ブラック企業にメンタルをやられてしまい社会からのドロップアウト。療養中の無為に過ぎる時間に焦りと不安を感じて過ごしていた。そんなとき、彼女に再び笑顔と活力を与えたのが、Vtuber天宮寺りりあんだった。天宮寺りりあんの魅力にすっかり虜となった能代は、彼女がイベントに出演することを知る。「働かなきゃ……」チケット代のため、そして今後の推し活のために社会復帰を決意。新しく入った会社で能代が出会ったのは年下で先輩の宮城みらい。どうやら宮城もVtuberが好きそうだけど、天宮寺りりあんについてだけはどこか反応がおかしい。「天宮寺りりあんの、どこが好きなんですか？」その宮城の問いから、能代は天宮寺りりあんの過去の行いと、天宮寺りりあんがどう思われているかを知ることになるのだった。