時に、西暦２０１５年。人類の前に出現する“使徒”と呼ばれる謎の巨大物体。その物体に対し、人類の持つ、あらゆる兵器は無力であった。しかし、対抗しうる唯一の存在があった。それは、特務機関ネルフが開発した“人造人間エヴァンゲリオン”である。この作品は、その究極の汎用決戦兵器の操縦者として選ばれた１４歳の少年少女たちの運命を描いた空想科学アニメーションだ。―本書は、１９９５年１０月４日よりテレビ東京系でスタートした、そのテレビアニメーション作品「新世紀エヴァンゲリオン」を、より深く楽しむために構成したフィルムブックである。映像素材にはテレビ放映用オリジナルフィルムと特写セルピクチャーを使用し、重要な場面、セリフは余さず網羅。さらに基本設定を掲載。また、ストーリーページの欄外には、すべてそのページの内容に関連した特別コラムを設けた。なお、本書には、放映第２０～２２話を収録してある。
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