SF少女マンガ全史 昭和黄金期を中心に

  • 出版社: 筑摩書房
  • 价格: ¥2,200
  • 发售日: 2024-03-15
  • 页数: 384
  • ISBN: 978-4480017949
  • 作者: 長山靖生

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    谁读这本书?

      伝説の名作・大作は
      こうして生まれた!

      SF評論の第一人者による徹底解説

      ===
      1960年代から少女マンガの時代が始まり、70年代半ばになると優れたSF作品が続出、SF少女マンガ黄金期が到来する。岡田史子、竹宮恵子、萩尾望都、山岸凉子、山田ミネコらが頭角を現し、SF的想像力で少女マンガを大きく変えていった。そこにはどんな創作上の冒険があったのか。70年代半ば~80年代の黄金期を中心に、ファンタジー的作品も含め、揺籃期から現在までのSF少女マンガの歴史を、SF評論の第一人者が語りつくす。読み継がれるべき、おすすめ作品ガイドとしても必読の書。

      【目次】
      はじめに――SF少女マンガ黄金期伝説

      第1章 SF少女マンガ概史――分かりやすさと独自な表現のはざまで
      1 マンガ表現はどうやって生まれたか
      2 少女マンガの揺籃期
      3 少女にSFは分からない?
      4 SFブームと少女マンガ
      5 女性SFは何を描くのか

      第2章 挑発する女性状理知結晶体
      1 山岸凉子――抑圧と理知の先にあるもの
      2 倉多江美――シュールで乾いた宇宙
      3 佐藤史生――科学と神秘の背反する魅力
      4 水樹和佳――王道SFロマンを求めて
      5 「見えない壁」と「見える壁」を超えて

      第3章 思考するファンタジー
      1 少女マンガSFの詩人・山田ミネコ
      2 大島弓子――少女の心象はハラハラと舞い散る
      3 共同制作と見せ場主義のエンタメSF・竹宮恵子
      4 少女感覚とSFファンタジー

      第4章 時を超える普遍を見つめて――萩尾望都の世界
      1 SFは自由への目醒めをもたらす
      2 萩尾SFの絵画論的・音楽論的宇宙観
      3 多様な異世界生命体と性別の揺らぎ
      4 危機から目を逸らさず、希望を捨てず

      第5章 孤高不滅のマイナーポエットたち
      1 岡田史子――その花がどこから来たのか私たちはまだ知らない
      2 内田善美――圧倒的画力が創り出すファンタジー世界
      3 高野文子――絶対危険神業

      あとがき
      主要参考文献
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