ある村にトナカイが住んでいました。
そのトナカイは片方の角が欠けていた半人前のトナカイでした。角の生えていないトナカイは
空を飛ぶ魔法が使えず、仲間の足手まといでしかなかったのです。
でも、そのトナカイには一つの夢がありました。
「いつかみんなのように、誰かに幸せを届けるしごとがしたいな」
と。
そんな中で出会ったのがティノという目の見えない少年でした。
ティノもトナカイと同様、盲目である理由から同世代の仲間から距離を置かれていました。
時が経つにつれ、ティノとそのトナカイはお互いの心を理解して、互いの存在が大きくなっていきました。
しかし、とあるひょんなことからトナカイはティノが不治の病にあることを知ったのです。
これは、そんなトナカイのおはなし。
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そのトナカイは片方の角が欠けていた半人前のトナカイでした。角の生えていないトナカイは
空を飛ぶ魔法が使えず、仲間の足手まといでしかなかったのです。
でも、そのトナカイには一つの夢がありました。
「いつかみんなのように、誰かに幸せを届けるしごとがしたいな」
と。
そんな中で出会ったのがティノという目の見えない少年でした。
ティノもトナカイと同様、盲目である理由から同世代の仲間から距離を置かれていました。
時が経つにつれ、ティノとそのトナカイはお互いの心を理解して、互いの存在が大きくなっていきました。
しかし、とあるひょんなことからトナカイはティノが不治の病にあることを知ったのです。
これは、そんなトナカイのおはなし。
おやすみなさい、ボクの心を温めた片角のトナカイよ