Love Sickness Level.3 Confinement

その恋、重症。

■シリーズストーリー
あなたへの想いゆえに、病み、狂い、壊れゆく男たち。
これは重すぎる恋の末期に彼らが選んだ、独りよがりの狂愛譚。

■ストーリー
三上航はあなたの恋人。
容姿端麗で物腰が柔らかく資産家一族の次男という王子様のような航との関係は、誰もが羨むはずのものだった。
航と付き合い始めてほどなくして、あなたはその異常なまでの愛情表現と危うい言動に違和感を覚え始める。
身の危険を感じたあなたは、航を刺激しないよう「しばらく距離を置こう」と遠回しに別れを切り出した。
すると航は驚くほど素直にその提案を受け入れ、その日以来あなたとの接触を一切断って姿を消す。
あっさりと関係が切れたことにあなたは一抹の不安を抱えていたが、
航から連絡一つ無いまま平穏な日々が続いていくと、やがてそれも薄れていった。
だが3ヶ月が過ぎあなたの不安が完全に消え去った頃、突然航から電話がかかってくる。
無視し続けても途切れることのない着信と、残されたおびただしい数の伝言メッセージ。
恐怖に駆られたあなたは電話番号も勤め先も自宅も変えて航から逃れようとするが、
その努力も虚しく、ある夜ついに航はあなたの目の前に現れた。
意を決したあなたは、今度こそはっきりと別れを告げるが――。

■キャラクタープロフィール
三上 航(みかみ こう)30歳
あなたの元彼で個人投資家。
以前は証券会社に勤めていたが、
実家の莫大な遺産と証券会社時代の稼ぎで仕事をしなくても暮らしていけるだけの資産を築き上げているため、現在の仕事は趣味に近い。
証券会社時代に出会ったあなたに惚れ込み付き合うことになった。
お坊ちゃん育ちなので、第三者から見た言動は物腰の柔らかい王子様そのもの。
あなたに対してだけは頭のネジが完全に外れており、
自分に対するあなたのいかなる言動も、全て愛情表現であると信じて疑わない。
3ヶ月前にあなたから「距離を置こう」と遠回しに別れを切り出された時も、
その真意に一切気づくことはなく「自分の愛を試したいだけ」だと本気で思い込んでいた。