人生が楽しくなる幸せの法則

ep.1 ちょうどいいってナニ?

时长: / 首播:2019-01-10
ジャストライト物産の総務部に勤める中川彩香(夏菜)は人目ばかり気にして、思ったことを口にもできない性格。そのせいか、影が薄く、憧れの営業企画部の佐久間涼太(和田琢磨)からも、「中島さん」と名前を間違えられてしまうなど、まったく存在感のない生活を送っていた。
 一方、同じ総務部の木原里琴(高橋メアリージュン)は、今日も営業企画部の森一哉(忍成修吾)と言い合っていた。森が、いつも500部発注するカタログを5000部で誤発注してしまったのだが、「いつも500で頼んでんだから、『今回多くないですか?』くらい、聞いてくれてもいいだろ!」と森が文句を言うと、「そちらの指示通りにやったまでですが!?私が、間違ってるとでも!?」と容赦なくピシャリとはねつける里琴。
 昼になり、彩香は社員食堂で、大好きな「牛丼」の食券を買うために、自販機と格闘する。「牛丼」の発券ボタンが壊れているのだ。なんとか牛丼を手に入れた彩香が食堂を見回すと、華やかな女性社員たちでにぎわう片隅に、地味な里琴と皆本佳恵(小林きな子)がひっそりといるのが目に入り、迷わず里琴と佳恵の方に交じる。その佳恵は受付嬢たちをさんざんディスったり、彩香や里琴に上から目線で「恋はした方がいいよ」と説教し、彼氏がいることを何かとアピールするのだった。
 その彩香、里琴、佳恵の三人は、ある日の新年会で、二次会に行く社員たちに置いてけぼりにされる。その彩香たちが「帰りますか……」とトボトボと行こうとすると、空に一筋の流れ星。思わず彩香は「佐久間くんともっと会話ができますように!」と、里琴は「私の足を引っ張る人間が、いなくなりますように!」と、佳恵は「結婚結婚結婚、金金金、結婚、金、金、金!」と願掛けをするのだった。だが、その時、「その願い事、無理じゃないかなあ……」と謎の声がする。「え?!」と三人が空を見上げると隕石が落ちてきて閃光に飲まれてしまう。そして目覚めると、異空間にいて、目前に、“ちょうどいいブスの神様”(山﨑ケイ(相席スタート))が現れるのだった。
 混乱する彩香たちに、「ようこそ。生きづらいあなた達を見てたら、いたたまれなくなって思わず手を差し伸べたくなったの。でも、あなたたちのさっきの願い、今のままじゃ絶対に叶わないわよ」と神様。「それは困ります!」と彩香。「だったら、今の自分を変えないと。でも安心して!私についてくればあなた達は必ず幸せになれます!あなた達は今日から“ちょうどいいブス”を目指すのです」と神様。
 だが、「ブスだなんて変な言いがかりつけないで!」と里琴。「ブスって容姿のことじゃないの。あなた達は生き方がブスなのよ」と神様。
 そして神様は、全宇宙の情報を管理するコロンブス君に指示し、本音ビジョンで彩香たちに現実を見せてやる。それは彩香たち人間の本音が映像化されたもの。それによると、彩香は、同僚の小松太一(遊佐亮介)が、ただ影の薄い彩香を気遣って声をかけているだけなのに、「小松さんは私に気がある」と思い込み、小松にそっけない態度をとっていたのだった。そんな勘違いをするくせに、本命の涼太には話しかけることすらできない彩香。「思い込みが激しいくせに、自分の意思を口にする勇気もない。そんなあなたは“自己表現下手くそブス”!」と神様。
 一方、里琴については、森や上司らの里琴に対する本音が投影され、「木原って、可愛げがない」「いつも上から目線」「要するに面倒臭いヤツ」と酷評ざんまい。「あなたは“融通の利かないブス”!このままいったら、あなた、恋愛も仕事もプライベートも全て破綻して、行きつく先は孤独死よ!」と神様。
そして佳恵については「あなたは“開き直りブス”!自分のことを棚に上げて他人の悪口が大好物。いわゆる性格ブス!」と神様。「でも彼氏いるし!」と佳恵。「彼氏がいると言えばブスが許されると思ったら大間違い!」と神様。 「まずは自分たちがブスであることを認めて。そうすることで初めて幸せのスタートラインに立てるの!」と神様。
そして神様は彩香たち三人に長い旅へのパスポートならぬ「ブスポート」を渡すが……、「いるかあ!こんなもん!」とはねつける三人。
 気付くと彩香たちは元の道に戻っていた。「幻覚だったの?」と彩香、里琴、佳恵。だがそれから、彩香の頭から「ちょうどいいブスの神様」のことが離れない。「あんな神様の力を借りなくても自力で幸せになる」と言っていた里琴も、上司の吾妻博和(徳井優)から、「君に対するクレームがたくさん来てて」と注意されて凹む。「彼氏いるから大丈夫」と言っていた佳恵も、恋人をつないでいるのはお金のおかげと悟っていて……。
 ある日の彩香は、「そうだ、人目を気にしてカッコつけることはない!」と、退屈な社内向上委員会という会議で「牛丼の自販機、直してください!」「社長!会議が長すぎてみんなうんざりしてます!」と思い切って意見を言ってみる。するとそれが社員たちに大好評。憧れの涼太も「中川さんってもしかして僕と同じ高校だったんじゃ……」と彩香のことを思い出してくれたのだった。
 その夜、彩香、里琴、佳恵は流れ星と遭遇した道にやって来た。すると頭上に光り輝くブスポートが現れる。「私たち、ちょうどいいブスになります!」とそれを掴もうと飛びあがる彩香たち。
 すると、ドレスアップした神様のもとへ着地した。「やっと覚悟が決まったようね、おかえり。ブス達」と神様。その神様を見て、「あんたもね!!」という彩香たちで……

吐槽箱 1

#1 - 2019-1-12 19:49
(いいんです)
[新]木曜ドラマF「人生が楽しくなる幸せの法則」相席スタート・山崎ケイ原作![字][デ]

番組内容

女子あるある満載!山崎ケイ人気エッセーをオリジナルストーリーでドラマ化!

詳細

ジャストライト物産に勤務する中川彩香(夏菜)、木原里琴(高橋メアリージュン)、皆本佳恵(小林きな子)は、ある晩、流れ星の光に飲まれ“ちょうどいいブスの神様”(山崎ケイ(相席スタート))と出会う。神様は“自己表現下手くそ女子”の彩香、“融通の利かない女子”の里琴、“開き直り女子”の佳恵に、「おめでとう。あなた達は、私に選ばれました。私についてくれば、あなた達は必ず幸せになれます!」と語りかけるが…。

キャスト
出演者ほか

中川彩香…夏菜
木原里琴…高橋メアリージュン
皆本佳恵…小林きな子

ちょうどいいブスの神様…山崎ケイ(相席スタート)

佐久間涼太…和田琢磨
鴨志田萌…佐野ひなこ

森一哉…忍成修吾
松澤初美…伊藤修子

吾妻博和…徳井優
神原重吉…田山涼成

スタッフ
監督・演出

原作・脚本

音楽

仲西匡
羽深由理
【主題歌】

「Waiting For U」TANAKA ALICE(よしもとミュージックエンタテインメント)

制作

【脚本】

武井彩ほか
【チーフプロデューサー】

前西和成
【プロデューサー】

沼田賢治
村本陽介
大沼知朗
森安彩
【演出】

植田泰史ほか