ep.5 わたし透明人間やめます
时长: / 首播:2019-02-07
失恋の痛手から立ち直れない中川彩香(夏菜)と皆本佳恵(小林きな子)。その二人に「しっかりしなよ」と呆れ、心配する木原里琴(高橋メアリージュン)。“ちょうどいいブスの神様”(山﨑ケイ・相席スタート)は、「見ていられない」とその三人を呼び寄せる。「失恋の痛手から立ち直るのにショック療法が必要ね」と神様は、彩香たちを「合コン」に挑戦させることにする。「嫌です!合コンは勘弁してください!」と言う彩香に、「一つだけアドバイス。ちょうどいい距離を制する者が全てを制す。ちょうどいいブスはちょうどいい距離を知っているもの」と神様。「あの、いい加減、その“ちょうどいい”って何なのか教えてもらえません?」と里琴。「トライあるのみ!がんばって!」と神様。
三人が元の世界に戻ると、「合コンなんかしない」と逃げる彩香と佳恵に、「逃げんの?」と止める里琴。だが、そもそも合コン相手が見つからない。
里琴は仕方なく、森一哉(忍成修吾)に頼みこむ。「合コン!?木原さんが?」と驚く森に「ち、違う!私ではない!中川さんと皆本さんのために!」と里琴。
その頃、営業部では、グッチョス製菓とのコラボ商品、「カウカウチョコ」の予約販売状況が悪いことに頭を悩ませていた。市場リサーチ結果を見てみると、「パッケージが地味」などの意見が多い。「そんな……」と鴨志田萌(佐野ひなこ)。パッケージは、萌が決めたものだった。
その間、ゴミ捨てを手伝っていた彩香は、昨年の忘年会で社長が着ていた着ぐるみが捨てられているのを見て、「誰からも必要とされなくなったら、ゴミになるんだ」と捨てられた着ぐるみが、自分自身に見えてきたりしていた。
グッチョス製菓の大口(渡辺憲吉)のもとに、謝りに行く社長の神原重吉(田山涼成)、佐久間涼太(和田琢磨)、萌。「申し訳ありません!まだバレンタインデーまで二週間あります!もう少し粘らせてください!」と神原。
その夜、彩香、里琴、佳恵は森とその友人二人と合コンすることになる。だが始まるなり、彩香は「好きなタイプ?いえ、そんな偉そうな立場じゃないんで……」と謙遜しすぎて白けさせ、佳恵は「私のタイプは夢を追ってる人かな」と元カレの西野(内田健司)のことを語ってしまう。一方、里琴も「私は男欲しいわけじゃないし」とばっさりと会話を立ち切る。空気は悪くなる一方。 男性たちが帰ってしまい、森が彩香たちに「こういうのって、お互いに盛り上げていくもんだろ。ちょうどいい感じの答えってのが、なんでできないの?」と責める。「だから、ちょうどいい答えって何!?」と彩香、里琴、佳恵。
そこに、同じ会社の水島(板倉チヒロ)たちが来る。水島は、彩香たちが合コンをしていたと聞き、「え?合コンにどうして中川さんが?中川さんって俺のこと、好きなんじゃないの?」と水島。「え!? 違います!」と驚いて否定する彩香。「じゃあ、こないだの日曜は何だったの?佐久間と鴨志田が俺と中川さんを応援してくれるって言うから俺……」と水島。彩香はハッとして「あれは、私と水島さんをくっつけるためのものだったんだ。それを私は佐久間さんとのデートだと勘違いして」と凹む。里琴と佳恵はそれを見ていたたまれなくなる。
その上、今度は佳恵が「たっつん……」とスマホで西野のアドレスを呼び出し、消去しようとする。が、消去できない。「どいつもこいつも」と里琴が取り上げ消去する。「何してくれとんじゃあああ!これは“私が”消去することに意味があるの!」と佳恵。「!?」と里琴。佳恵と里琴は、口も利かなくなる。 ある夜、彩香は、男に「飲みに行こうよ」と絡まれている萌を助ける。だが萌は「あの人、外資のエリートだったんですけど?何チャンスふいにしてくれてんですか!」と怒る。「佐久間さんがいるのに何のチャンスがいるんですか?」と彩香。「うざ。佐久間さんと付き合ってるって言ったのは嘘なのに」と萌。「え」と彩香。「でも本当に好きだったら関係なくないですか?そこで退いたってことはそんなに好きじゃなかったってことでしょ。少なくとも私は自分に正直に生きてますよ」と萌。唖然とする彩香。
その時、神様に呼ばれる彩香、里琴、佳恵。「いい?初めから“ちょうどいい距離”が掴めるわけじゃない。何度も痛い思いをしてやっと掴むの。だから痛みを忘れちゃダメ。そうして、自分の本当の気持ちに向き合うの」と神様。
元の世界に戻り、里琴は「たっつんのアドレス消してごめん」と佳恵に謝った。「大丈夫、私も逃げずに勝負する」と佳恵。佳恵はスマホを出すと覚えていた西野の電話番号に電話をし、今度こそ本当の別れの言葉を西野に告げた。
バレンタインまであと6日。相変わらずカウカウチョコの予約数が合格ラインに達せず、涼太たち営業部員らは街に出て、サンプルチョコを配っていた。するとそこに人だかりができる。着ぐるみがサンプルチョコを配布していたからだ。「え?誰?」と涼太と萌。すると着ぐるみは逃げ出した。だが着ぐるみは転んで、頭が外れてしまう。中には彩香。「どうして?」と涼太。「みなさんが頑張っているのを見たら、いてもたってもいられなくなって。本当です!佐久間さんが好きだからとか、下心とかじゃなくて!」と彩香。「え?」と涼太。その時、「自分の本当の気持ちに向かわなきゃ」との神様の声がする。「……逃げちゃだめだ」と彩香。そして涼太に向き合う。
「私はあなたのことが好きです!高校のときからずっと好きでした!」と彩香。すると涼太は驚き、「ありがとう。でもごめん。今は誰とも付き合う気はないんだ」と答える。
彩香は、里琴と佳恵に、涼太に好きと言ったこと、結果はダメだったことを伝えた。「そっか。よく頑張った」と里琴と佳恵。「自分の心に素直になるって気持ちいい。神様、私はもう、透明人間やめます!」と彩香。
カウカウチョコは無事、目標をクリアした。涼太と萌は成功を喜び合う。そこで萌は「佐久間さん、“今は”誰とも付き合う気はないってことは、一か月先は分からないってことですよね?私、やれることはやるつもりですから」と涼太に告白する。だが、その涼太には、ある謎の女性の存在があって……
失恋の痛手から立ち直れない中川彩香(夏菜)と皆本佳恵(小林きな子)。その二人に「しっかりしなよ」と呆れ、心配する木原里琴(高橋メアリージュン)。“ちょうどいいブスの神様”(山﨑ケイ・相席スタート)は、「見ていられない」とその三人を呼び寄せる。「失恋の痛手から立ち直るのにショック療法が必要ね」と神様は、彩香たちを「合コン」に挑戦させることにする。「嫌です!合コンは勘弁してください!」と言う彩香に、「一つだけアドバイス。ちょうどいい距離を制する者が全てを制す。ちょうどいいブスはちょうどいい距離を知っているもの」と神様。「あの、いい加減、その“ちょうどいい”って何なのか教えてもらえません?」と里琴。「トライあるのみ!がんばって!」と神様。
三人が元の世界に戻ると、「合コンなんかしない」と逃げる彩香と佳恵に、「逃げんの?」と止める里琴。だが、そもそも合コン相手が見つからない。
里琴は仕方なく、森一哉(忍成修吾)に頼みこむ。「合コン!?木原さんが?」と驚く森に「ち、違う!私ではない!中川さんと皆本さんのために!」と里琴。
その頃、営業部では、グッチョス製菓とのコラボ商品、「カウカウチョコ」の予約販売状況が悪いことに頭を悩ませていた。市場リサーチ結果を見てみると、「パッケージが地味」などの意見が多い。「そんな……」と鴨志田萌(佐野ひなこ)。パッケージは、萌が決めたものだった。
その間、ゴミ捨てを手伝っていた彩香は、昨年の忘年会で社長が着ていた着ぐるみが捨てられているのを見て、「誰からも必要とされなくなったら、ゴミになるんだ」と捨てられた着ぐるみが、自分自身に見えてきたりしていた。
グッチョス製菓の大口(渡辺憲吉)のもとに、謝りに行く社長の神原重吉(田山涼成)、佐久間涼太(和田琢磨)、萌。「申し訳ありません!まだバレンタインデーまで二週間あります!もう少し粘らせてください!」と神原。
その夜、彩香、里琴、佳恵は森とその友人二人と合コンすることになる。だが始まるなり、彩香は「好きなタイプ?いえ、そんな偉そうな立場じゃないんで……」と謙遜しすぎて白けさせ、佳恵は「私のタイプは夢を追ってる人かな」と元カレの西野(内田健司)のことを語ってしまう。一方、里琴も「私は男欲しいわけじゃないし」とばっさりと会話を立ち切る。空気は悪くなる一方。 男性たちが帰ってしまい、森が彩香たちに「こういうのって、お互いに盛り上げていくもんだろ。ちょうどいい感じの答えってのが、なんでできないの?」と責める。「だから、ちょうどいい答えって何!?」と彩香、里琴、佳恵。
そこに、同じ会社の水島(板倉チヒロ)たちが来る。水島は、彩香たちが合コンをしていたと聞き、「え?合コンにどうして中川さんが?中川さんって俺のこと、好きなんじゃないの?」と水島。「え!? 違います!」と驚いて否定する彩香。「じゃあ、こないだの日曜は何だったの?佐久間と鴨志田が俺と中川さんを応援してくれるって言うから俺……」と水島。彩香はハッとして「あれは、私と水島さんをくっつけるためのものだったんだ。それを私は佐久間さんとのデートだと勘違いして」と凹む。里琴と佳恵はそれを見ていたたまれなくなる。
その上、今度は佳恵が「たっつん……」とスマホで西野のアドレスを呼び出し、消去しようとする。が、消去できない。「どいつもこいつも」と里琴が取り上げ消去する。「何してくれとんじゃあああ!これは“私が”消去することに意味があるの!」と佳恵。「!?」と里琴。佳恵と里琴は、口も利かなくなる。 ある夜、彩香は、男に「飲みに行こうよ」と絡まれている萌を助ける。だが萌は「あの人、外資のエリートだったんですけど?何チャンスふいにしてくれてんですか!」と怒る。「佐久間さんがいるのに何のチャンスがいるんですか?」と彩香。「うざ。佐久間さんと付き合ってるって言ったのは嘘なのに」と萌。「え」と彩香。「でも本当に好きだったら関係なくないですか?そこで退いたってことはそんなに好きじゃなかったってことでしょ。少なくとも私は自分に正直に生きてますよ」と萌。唖然とする彩香。
その時、神様に呼ばれる彩香、里琴、佳恵。「いい?初めから“ちょうどいい距離”が掴めるわけじゃない。何度も痛い思いをしてやっと掴むの。だから痛みを忘れちゃダメ。そうして、自分の本当の気持ちに向き合うの」と神様。
元の世界に戻り、里琴は「たっつんのアドレス消してごめん」と佳恵に謝った。「大丈夫、私も逃げずに勝負する」と佳恵。佳恵はスマホを出すと覚えていた西野の電話番号に電話をし、今度こそ本当の別れの言葉を西野に告げた。
バレンタインまであと6日。相変わらずカウカウチョコの予約数が合格ラインに達せず、涼太たち営業部員らは街に出て、サンプルチョコを配っていた。するとそこに人だかりができる。着ぐるみがサンプルチョコを配布していたからだ。「え?誰?」と涼太と萌。すると着ぐるみは逃げ出した。だが着ぐるみは転んで、頭が外れてしまう。中には彩香。「どうして?」と涼太。「みなさんが頑張っているのを見たら、いてもたってもいられなくなって。本当です!佐久間さんが好きだからとか、下心とかじゃなくて!」と彩香。「え?」と涼太。その時、「自分の本当の気持ちに向かわなきゃ」との神様の声がする。「……逃げちゃだめだ」と彩香。そして涼太に向き合う。
「私はあなたのことが好きです!高校のときからずっと好きでした!」と彩香。すると涼太は驚き、「ありがとう。でもごめん。今は誰とも付き合う気はないんだ」と答える。
彩香は、里琴と佳恵に、涼太に好きと言ったこと、結果はダメだったことを伝えた。「そっか。よく頑張った」と里琴と佳恵。「自分の心に素直になるって気持ちいい。神様、私はもう、透明人間やめます!」と彩香。
カウカウチョコは無事、目標をクリアした。涼太と萌は成功を喜び合う。そこで萌は「佐久間さん、“今は”誰とも付き合う気はないってことは、一か月先は分からないってことですよね?私、やれることはやるつもりですから」と涼太に告白する。だが、その涼太には、ある謎の女性の存在があって……