ショムニ(第1シリーズ)

ep.1 女の墓場庶務二課

时长:47:00 / 首播:1998年04月15日
丸の内オフィス街の朝。眉間にしわを寄せた女性が満帆商事に突進する。満帆商事営業第3課では新入社員の塚原佐和子(京野ことみ)が慣れないパソコンと格闘、その横で課員の遠藤(吹越満)が親切ごかしに手伝うが、うぶな佐和子は下心が分からない。遠藤は先日の飲み会をだしに、エレベーターの中まで佐和子を追う。遠藤の手には二人で写ったプリクラの貼ってあるキーホルダーが。その時、エレベーターのドアが開き、先の女性が立ちはだかる。彼女は遠藤の妻。携帯電話を取り出し「登録してある佐和子って誰?」無情にもドアは閉まる。ちょうどその時、1階に社長の一行。エレベーターのドアが開いた瞬間、一行は3人の修羅場の真っ最中に遭遇する。
数日後、佐和子は「総務部庶務2課」への辞令を受ける。「ショムニ」と聞こえた途端、課員の驚き顔が一斉に上がる。その理由が分からぬまま、佐和子は新職場に移動し、意を決して薄暗い雰囲気のドアを開ける。
中にいたのは徳永あずさ(戸田恵子)、宮下佳奈(櫻井淳子)、日向リエ(高橋由美子)、と課長の井上(森本レオ)。あずさは一心不乱に株式相場を入力、佳奈はネイルケアの真っ最中、リエは宙に視線を飛ばし夢想中。そこへ坪井千夏(江角マキコ)が登場する。唐突に「あんた何人?」と詰問されとまどう佐和子。「女の価値は男の数で決まるんだよ」と一喝される。迫力に負けてつい「処女です」と答えた佐和子は、猫以下の席順にされる。そのころ人事課ではリストラ案が検討されている。その中で佐和子は誰もが辞めたくなる「ショムニ」に飛ばされたことが分かる。

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