ブラックリベンジ

ep.7 ゲス不倫の重い代償

时长: / 首播:2017-11-16
将来有望な政治家だった寺田圭吾(高橋光臣)は「週刊星流」にスキャンダル記事をスクープされ、それを苦に自殺。妻の今宮沙織(木村多江)は最愛の人、そして生まれてくるはずだった新しい命を奪われる。5年後、そのスキャンダルがねつ造された事を知った沙織は「週刊星流」の契約ライターになり、ねつ造した塚本修二郎(神尾佑)、愛原サユミ(芹那)、南條夕子(横山めぐみ)のスキャンダルを暴き、3人を地獄の底に叩き落す。
 5年前のねつ造の黒幕である星流編集長、福島勲(佐藤二朗)は、沙織の妹の綾子(中村映里子)が圭吾の愛人だったという記事を星流に掲載。沙織が真相を確認すると、綾子は肉体関係を認め、2人は激しい罵り合いになる。そして、綾子は圭吾が沙織より自分を愛していた証拠として、悠斗が圭吾との間にできた子供と打ち明ける。その頃、城田純一(DAIGO)を殺害した犯人を追う刑事の鶴川謙三(宇野祥平)と並木猛(加治将樹)は街頭カメラの映像を解析し、高槻裕也(堀井新太)に辿り着くが、任意同行を求められた高槻は一瞬の隙を突いて逃走する。
 「私は何のために今まで復讐を続けてきたんでしょうか?」クリニックを訪れた沙織は虚無感に襲われ、苦しい胸の内を糸賀朱里(鈴木砂羽)に吐露する。沙織は圭吾、綾子に裏切られ、生きている意味がわからなくなっていた。朱里は泣いている沙織を抱きしめて宥める。福島は最新号に打ちひしがれた沙織に追い打ちをかける記事を掲載。それは圭吾と妻の妹との間に子供がいるという綾子と悠斗について書かれた記事だった。福島は編集部員たちを集め、来週号も反響が大きい圭吾の続報を載せる事を伝える。  クリニックのソファーで寝ていた沙織が目を覚ますと、朱里は「いずれ目にする事になるだろうから」と星流最新号を差し出す。この時、星流の元デスク、天満龍二(平山浩行)からの着信があるが、沙織はそれを無視して記事を読む。喫茶店にいる天満の前に福島が現れる。天満は圭吾の記事を書いて、沙織をこれ以上苦しめないでほしいと訴えるが、福島は「俺は絶対に相手に同情なんてしない・・・。他人の人生なんて知った事か」と意に介さない。
 福島は星流が名誉ある雑誌スクープ大賞を獲った事を編集部員たちに報告。認められたのは沙織が書いたサユミと南條の記事だった。福島はこれからもどんどん攻めていくと皆を鼓舞する。田之上(大内田悠平)と武藤(島丈明)は福島から命じられ、綾子を直撃取材する。田之上たちは綾子が悠斗を連れていても容赦なく不倫の事を質問する。綾子は「帰って下さい!警察を呼びますよ!」と2人を追い返す。マンションの主婦たちは綾子の噂話をしていた。帰宅後、悠斗は「ねぇママ。『ふりん』って何~?」と訊ねる。幼稚園で友達から「悠斗のママはふりんだ」と笑われたらしく、綾子は適当に誤魔化す。編集部員の芦原咲良(岡野真也)は天満に会いに行く。2人が夫と妹に裏切られた沙織の事を心配していると、そこに鶴川が現れる。
福島と朱里は4、5年ぶりに2人きりで会う。福島は「君には毎度振り回されっぱなしだけど、結果雑誌は飛ぶように売れるからね。感謝しているよ」と朱里に礼を言う。圭吾と綾子の不倫、2人の間に悠斗が産まれたというネタをリークしたのは沙織が信頼する朱里だったのだ。「今宮君までこんなに追い詰めて・・・。一体、寺田にどんだけ恨みがあるの?」朱里は福島の問いを笑ってはぐらかす。もう沙織が歯向かってくる事はないと安心する福島だったが、朱里は「私にはわかるの。彼女はまだ復讐を続ける」と警戒するように促す。  綾子は悠斗を公園に連れて行き、悠斗は友達たちの所へ走っていくが、皆は避けるように逃げていく。友達たちは悠斗とは遊んじゃダメと母親に言われたという。「悠斗は『げすふりん』で生まれたんだって!」「げ~すふ~りん!げ~すふ~りん!」友達たちは悠斗をからかい、綾子が注意すると、走り去っていく。綾子は悠斗から「げすふりんってなに!?」と聞かれ、何と答えれば良いのかわからずに言葉を失う。綾子の頭の中に反響する誹謗中傷の言葉の数々。綾子は意識が朦朧としてその場に倒れる。
 沙織は病院から連絡を受け、倒れた綾子が搬送された病院を訪れる。眠っている綾子を見て、再び怒りがこみ上げてきた沙織は綾子の首に両手を伸ばして力を込める。その時、悠斗から声をかけられ、沙織は我に返って手を離す。「僕が悪いの?僕がげすふりんだからいけないの?」悠斗はゲス不倫の意味もわからないまま沙織に訊ねる。悠斗は綾子が倒れたのは自分の責任と感じていた。沙織は居た堪れなくなってその場から去っていく。
 高槻は廃ビルに身を潜め、雑居ビルの屋上で城田に会った時の事を回想する。高槻は城田が沙織を強請っている時のスマホの音声トラックを再生し、「俺が警察に突き出してやる」と怒りを露わに。城田は盗聴した音声が入ったスマホを奪い取ろうとして高槻と揉み合いになる。感情が昂った高槻は城田を柵に押し付け、城田は柵の向こう側へと落下する。高槻の手には城田を屋上から突き落とした時の感触がまだ残っていた。
天満は沙織のマンションを訪れ、部屋の扉を激しくノックする。「今宮!城田を殺したのは高槻だ!今、警察が必死に行方を追っている!」部屋にいた沙織は城田を殺害した犯人が高槻と知って言葉を失う。天満は反応がないため、扉を叩くのを止めて去っていく。この後、沙織は高槻を喫茶店に呼び出し、城田の事件の真相を訊ねる。高槻は殺害を認めた後、沙織も知らなかった圭吾に関する衝撃の事実を打ち明けて・・・。

吐槽箱 1

#1 - 2017-11-17 09:32
(君と目指す彼方へ)
番組内容

夫と妹の不倫、そして甥っ子が夫の隠し子だと知り復讐の意味を見失う沙織...一方で、黒幕の福島編集長の魔の手は妹と甥っ子にも迫っていた...

詳細

福島(佐藤二朗)は沙織(木村多江)の妹の綾子(中村映里子)が圭吾(高橋光臣)の愛人だったという記事を星流に掲載。綾子は圭吾との肉体関係を認め悠斗(佐藤令旺)が圭吾との間にできた子供と打ち明ける。圭吾、綾子に裏切られた沙織に追い打ちをかけるように福島は悠斗の事も最新号に掲載。さらに福島は星流の記者に綾子を直撃取材させる。心労から倒れて病院に運ばれる綾子。沙織は病室で眠っている綾子の首に両手を伸ばし…

キャスト
出演者ほか

今宮沙織…木村多江

福島勲…佐藤二朗
天満龍二…平山浩行
高槻裕也…堀井新太
芦原咲良…岡野真也
石山綾子…中村映里子
田村雄大…竹内まなぶ(カミナリ)
岡島まこと…石田たくみ(カミナリ)

寺田圭吾…高橋光臣

糸賀朱里…鈴木砂羽

スタッフ
監督・演出

原作・脚本

音楽

制作

【脚本】

佐藤友治

【演出】

茂山佳則

【音楽】

大間々昂

【主題歌】

「闇に咲く花~The Catastrophe~」SING LIKE TALKING feat.サラ・オレイン(UNIVERSAL J)