ブラックリベンジ

ep.9 最終章!真の復讐とは

时长: / 首播:2017-11-30
将来有望な政治家だった寺田圭吾(高橋光臣)は「週刊星流」にスキャンダル記事をスクープされ、それを苦に自殺。5年後、そのスキャンダルがねつ造だった事を知った妻の今宮沙織(木村多江)は「週刊星流」の契約ライターになり、ねつ造した塚本修二郎(神尾佑)、愛原サユミ(芹那)、南條夕子(横山めぐみ)のスキャンダルを暴いて地獄の底に叩き落す。沙織は5年前の黒幕の星流編集長、福島勲(佐藤二朗)にも復讐しようとするが、逆に福島は沙織の妹の綾子(中村映里子)が圭吾の愛人だったという記事、悠斗(佐藤令旺)が綾子と圭吾との間にできた子供という記事を立て続けに星流に掲載。沙織に追い打ちをかける。
沙織は雑誌スクープ大賞の授賞式後、2人きりになるチャンスを狙って福島の前に現れる。沙織は福島をナイフで刺し殺そうとするが、福島にナイフを叩き落されて失敗。福島は心折れた沙織を罵倒しながら取材を開始する。福島は5年前に圭吾の記事をねつ造した時の事を得意げに話し、沙織は泣き崩れて「やめて」と叫ぶ。だが、これは沙織の罠だった。沙織はこの一部始終を隠し撮りしていた。夜、沙織はテレビのニュース番組に寺田圭吾議員の妻、美幸として出演。自らの素性を明かした上で、福島が5年前に圭吾のスキャンダルをねつ造した事を告発。証拠として隠し撮り動画も公開し、福島を星流もろとも地獄の底へと叩き落す。
 高槻裕也(堀井新太)は糸賀朱里(鈴木砂羽)の事を調べ、廃校になった恵蘭女子中学校に辿り着く。校舎には赤い花束とメッセージカードが置かれていた。数日後、星流の編集部員たちはねつ造騒動の対応に追われる。他のライバル誌はこぞって星流のねつ造に関する記事を掲載し、福島はイライラを爆発させる。沙織は天満龍二(平山浩行)に会い、番組出演に協力してくれた事に感謝。天満は沙織に今後は自分の幸せを考えてほしいと願うが、沙織は「もう手遅れですから」と薄く微笑む。
 綾子は朱里を訪ね、沙織の事を助けてほしいと頼む。綾子は復讐を終えた沙織が死ぬつもりだと心配していた。朱里は「姉の夫を平気な顔して寝取っておきながら、今度は心配したフリをして・・・。彼女を誰よりも傷つけているのは、あなたなのよ」と突き放すが、「でも大丈夫よ、彼女は死なせない・・・。まだ、死なせる訳にはいかないの」と約束する。5年前、朱里が拾った綾子の携帯を届けて知り合った2人。だが、朱里はそれが仕組んだ事だったと謝罪する。朱里は「私の都合で最後まで振り回してごめんね・・・。もう1つだけ・・・あなたには大切な役割があるの」と言ってやさしく微笑みかける。  福島は帽子とマスクで顔を隠し、公園から海を眺めていた。そこに現れた天満は「現実逃避ですか?」と声をかけてくる。ここは昔から福島が何かあるとよく来ていた公園だった。福島はこれまでの事を謝り、2人で配信事業を立ち上げようと持ち掛けるが、天満は即座に拒否し、この業界にもう福島の居場所がない事を伝える。ほとぼりが冷めるまで身を潜めようとする福島だったが、天満は追いかけ回してキッチリ追い込む事を通告。取り乱した福島は暴れながら奇声を上げ、天満はそんな福島の姿を動画で撮影する。
 「週刊星流」は30年の歴史に幕を下ろして廃刊が決定する。福島が暴れる動画はニュースで報じられ、沙織は街頭モニターに映る福島を見て、けたたましく笑う。その頃、高槻は恵蘭女子中学校の卒業アルバムを手に入れる。屋上にあったメッセージカードには入山灯里と北里玲奈の名前が書かれていた。高槻はアルバムから玲奈の写真を見つけ出して絶句する。この後、高槻は玲奈の事をネットで検索し、彼女が自殺したという記事を見つける。
沙織は福島に廃ビルの屋上に呼び出される。復讐を成し遂げてホッとしている沙織に対し、福島は「お前の復讐は、永遠に終わらない。お前は踊らされているだけなんだよ」と言い放つ。そして、福島は5年前に圭吾を陥れた記事ねつ造の真実を語り始める。5年前、廃刊の危機に瀕していた星流。当時、デスクの福島の元に差出人不明の一通の封筒が届く。中身は圭吾と南條常康との金銭のやりとりを記した書類だった。その時、非通知で福島の携帯に着信がある。ボイスチェンジャーで声を加工した電話の相手は封筒の差出人だった。 相手は圭吾がキャラベル社長の常康から不正献金を受け取っていた証拠だと説明して電話を切る。これが本当なら政界を揺るがす大スクープのネタだった。福島は常康の娘の南條夕子(横山めぐみ)に会って探りを入れる事に。福島は父親の経営方針に不満を持っていた南條、圭吾に先を越されて嫉妬する塚本(神尾佑)を仲間に取り込み、証言者として協力してもらう。
福島は政治ネタを得意とする天満に声をかけ、翌週の星流の右トップにこのスクープ記事を掲載。狙い通り、星流は売れに売れ、圭吾は大炎上したが・・・。その後、福島の元にネタを提供した相手から電話がかかってくる。相手は「あれ、嘘だから。あの書類、私が作ったの」とねつ造を白状。その上でバラされたくなかったら、来週号に新しい圭吾のスクープを掲載しろと脅してきたという。ネタがないと困惑する福島に相手は「なければ、また作ればいいでしょう?」とねつ造を促したのだ。
 スクープの快感に憑りつかれた福島は夕子と結託。圭吾を騙して眠らせ、ホテルでサユミ(芹那)との写真を撮り、不倫のねつ造記事を作り上げる。この記事を掲載から数日後に圭吾は自殺に追い込まれたのだ。これが5年前のねつ造記事の真実だった。「あなたに電話してきたのは誰なの?」「そいつにも復讐するのか?」「いいから誰!?」沙織は福島からネタの提供者を聞き出して愕然となる・・・。

吐槽箱 1

#1 - 2017-12-1 09:08
(君と目指す彼方へ)
番組内容

自ら世間に正体を晒し、福島編集長への復讐を果たした沙織。しかし、これまでの復讐には全て25年前のある事件がきっかけになっていた!いよいよ復讐の真相が明らかになる

詳細

沙織(木村多江)は福島(佐藤二朗)を地獄の底へと叩き落し、編集部員たちはねつ造騒動の対応に追われる。そして、星流は30年の歴史に幕を下ろして廃刊が決定する。この後、沙織は福島に呼び出される。復讐を成し遂げてホッとしている沙織に対し、福島は「お前は踊らされているだけなんだよ」と言い放ち、5年前に圭吾(高橋光臣)を陥れた記事ねつ造の真実を語り始める。沙織は全く思いもよらない驚愕の真実を知る事になる…

キャスト
出演者ほか

今宮沙織…木村多江

福島勲…佐藤二朗
天満龍二…平山浩行
高槻裕也…堀井新太
芦原咲良…岡野真也
石山綾子…中村映里子
田村雄大…竹内まなぶ(カミナリ)
岡島まこと…石田たくみ(カミナリ)
寺田圭吾…高橋光臣

糸賀朱里…鈴木砂羽

スタッフ
監督・演出

原作・脚本

音楽

制作

【脚本】

佐藤友治

【演出】

松永洋一

【音楽】

大間々昂

【主題歌】

「闇に咲く花~The Catastrophe~」SING LIKE TALKING feat.サラ・オレイン(UNIVERSAL J)